京都の季節感をリアルタイムで発信するために、その日撮ってきた写真を即日ブログにしていきたいと思います。本日9月17日です。少し涼しくなってきたとはいえ、まだ残暑が残る日々が続きます。
今日は曇っていて、暑さはありません。しかし台風が近づいているため、何やら少し重たい感じが垂れ込めています。エリザベス女王を悼んでいるのかも。エリザベス一世も歴史でしか知りようがないけれども、イギリスの近代の初期に統治した人。シェークスピアもエリザベス一世時代の人でした。しかし亡くなられて見れば、エリザベス二世も凄い女王だったと思います。一本筋が通っていました。第二次世界大戦後という時代終焉の象徴かも知れません。
話がそれました。今の飾らない疏水端です。後ろには大文字山。一ヶ月前、この場所で送り火を見ました。3年ぶりの送り火。感慨深いものがありました。直前の雨で木が湿ったのか、15分近く転化が遅れ、それでも大の字の中心から徐々に火が広がって行くと、皆さんほっとして火を見送っていました。そのころまでの深い緑が少し崩れかけています。この道を疏水に沿って行くと、哲学の道にたどり着きます。
私は自転車の上からこの写真を撮ったのですが、流れの反対側には歩行者専用の道が設けてあり、お年寄りが(私も其の仲間)犬を連れたりして、通っている道です。